子ども会のドッジボールは、得るものがたくさんだった

私は、小2(男子)年少(女子)1歳(男子)3児の母です。
長男が子ども会に入っているもので、5、6月はドッジボール大会にむけて練習の日々でした。
そして、私はドッジボール担当になり、子ども会2年目にして、人数少ないからか?コーチという役がまわってきました。

私が小学生のころは人数もたくさんいて、高学年だけでチームが成り立っていましたが、今現在、特に、我がチームは人数も少なく、小2でも試合に出場できてしまうという感じです。
人数が集まらないため、よそのチームは、いろんな町内が合体してチームを作ったりしている中、我がチームは合併せずに自分たちだけでチームを作っているため、弱小でここ4,5年一勝もしたことがありませんでした。

そして、私も小学生の保護者になってまだ2年目で、今時の小学生のあつかいに戸惑ったり、大きな声をだして並ばせたりすることにもドキドキしていましたが、徐々に言うことをきかない我が子を含む低学年に、腹が立ち、途中からビシバシ厳しいコーチになりました。
低学年の子も色々いるけど、みな個性強く、まとめるのがとても大変でしたが、人数少ないこのチームで勝つためには、この低学年も戦力になってもらわなければならず、外野にボールを送るためのボールを投げる特訓をしたり、逃げる動きの練習をしてりしました。
生意気なことばがり言う子もいるけど、そういう子も、褒めてあげるとすごく嬉しそうで、一生懸命私に投げ返してくれたりすると、まだまだかわいいなって思いました。低学年は待ち時間があったりすると、すぐ悪ふざけをしたりして、正直イライラしたこともあるけれど、同じ町内の子を知れるいい機会だなぁと思いました。2か月間という練習期間の中で、近所に住む同じ小学生と同じチームで勝つために頑張るというのは、本人たちも団結するし、どんな子かっていうのを知れるいい機会だし、私たち親も、自分の子を含めこんな子がいるんだって知れるので私は、何かと係の仕事が面倒で子ども会に入らないという人も多くなった最近ですが、子ども会の存在がいいものだなぁと感じました。

高学年の子の言うことは、親が言うよりも聞き入れたりするし、同じ町内で顔なじみになっておくと、登下校も安心だしいいことだなと思いました。
そして、練習試合でも一勝もできてなかった我がチームは、本番でまさかの一勝ができたのです。子供たちも大喜びで、私も監督と目に涙を浮かべるほど喜びました。たかが、ドッジボールでと思うかもしれませんが、たかが2か月だけど、とても得るものが多かったドッジボール大会でした。