プリザーブドフラワーとは何でしょうか。

プリザーブドフラワーとは、どのようなものかご存じですか。プリザーブドフラワーとは、英語で表記するとPreserved Flowerです。Preservedとは、日本語に訳すと保存されたとの意味になりますようにリザーブドフラワーは、生花を長期保存できるように特殊な薬で加工し水分を抜いた花のことです。1991年にフランスにあるヴェルモント社が、特許保存技術を発表し多くのフローラルデザイナーたち利用したことにより、プリザーブドフラワーが広まったといわれています。

プリザーブドフラワーの良いところは、やはり花を長期間美しい状態で保存できることです。生花だと1週間ほどで花の色が褪せるなどして枯れてしまいますが、プリザーブドフラワーは1年から2年は花の美しさが損なわれることなく鑑賞できます。保存環境によっては2年以上鑑賞できることもあるようです。また、生花のようにこまめに水やりや、水替えをするという手間をかける必要がないところも良いところです。しかし、プリザーブドフラワーには湿気や紫外線に弱いという性質もあります。

湿気の多い場所でのプリザーブドフラワーの配置は、花びらの色が褪せるなどの原因となりますし、直射日光による強い紫外線も湿気と同様に色が褪せるなどの原因になりますので注意が必要となります。また空調機の風が当たって乾燥し、花びらにひびが入ることがありますので、エアコンなどの空調機の風が直接当たらないように配置させることも大切になります。このようにプリザーブドフラワーは、長期間鑑賞を楽しむためには保管場所、配置場所に注意する必要があります。

プリザーブドフラワーは、花の種類は限られていますが花の色は種類が豊富にあります。プリザーブドフラワーでは、奇跡の花といわれ生花ではありえない青いバラもあります。最近は、生花よりもプリザーブドフラワーの人気が高くなってきています。

ウエディングブーケで使われることもありますし、病気などで入院されている方への お見舞いとしてプリザーブドフラワーを贈るということも多くなってきています。