男子マラソン、リオへの切符を手にするのは誰だ!

男子マラソン最後のリオ五輪選考会「びわこ毎日マラソン」が行われ、旭化成の北島選手が2位でゴール、タイムは2時間9分16秒でした。
3位の石川選手(ホンダ)、4位の深津選手(旭化成)、丸山選手(旭化成)も9分台で好走しました。
すでに終わってる選考レースの福岡マラソンで旭化成の佐々木選手が2時間8分56秒、東京マラソンでヤクルトの高宮選手が2時間10分57秒でそれぞれ日本人トップになっています。

さて、リオ五輪の代表に選ばれるのは誰なのか?タイム順でいけば、佐々木、北島、石川となります。
ただ、レースの駆け引きで日本人トップでゴールした選手となると佐々木、高宮、北島となります。
どちらにせよ、佐々木、北島は確定ですね。
3人目が誰になるのかってことが問題なんですが、日本陸連はあまりにもタイムが悪ければ3人選ばないかもしれないとか言ったとか。
枠が3人あるなら3人選べばいいじゃんて思うけど、どうなんでしょうか?
オリンピックへ行く経費って税金でまかなうわけだから、世界に通用しないような選手を派遣するのは無駄ってことなんでしょうか。
それを言ったら他の競技で参加することが意義があるって出場する選手沢山いるし、東京五輪のためにも若い選手に経験させればいいと思います。
今日のレースに見ていても、外国人ランナーが最初から積極的なレースして、日本人ランナーは自重してと結局のところ、世界で戦おうってレースをする選手いないんですよね。

たまたま今日は外国人ランナーのレベルが高くなかったから、ズルズルと落ちてきて、それを粘って日本人ランナーが捕らえるって昔の方程式はまったわけだけど、これじゃ誰がリオを行っても世界で戦えないと思います。
日本が陸上の長距離でメダル摂る方法ってひとつしかないと思います。
それは、駅伝をオリンピックの種目にすることです。
どうやっても、一人の力じゃアフリカ勢と身体能力が違うんだから無理なんです。
個人的には3人目は石川がいいかなと思いますが、それは苦労人の石川選手が五輪へ出場できたらいいなって心情ですから、そんなことで選ばないですからね陸連は。
今日将来性を一番感じたのはペースメーカーの設楽(弟)選手じゃないですかね。
まあ、ペースメーカーですから当たり前のレースしたわけですけど、25キロまで、いい感じで走ってました。このまま走り切ったら日本人トップになるじゃないかなんて思ってしまいました。
設楽兄弟は箱根駅伝で1年生の時から見てますが、二人ともこんなに伸びしろあると思いませんでした。
東京五輪はきっとこの世代が中心になると思います。3人だなんて枠が足りないです。
だから、駅伝なんですよね・・・公開種目でもいいからやってほしいです。
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