置き換えタイプのめっき装置でメッキ完成物ができるまでのメカニズム

めっき装置には、様々な種類があります。
その1つに、置き換え型と呼ばれものがあります。

その仕組みなのですが、まずは装置の中にメッキしたいものを挿入します。
その装置の中には液体が多く入っているのですが、
その中にメッキ希望物を入れる事になるのです。

ところで希望物には、たいていニッケルと呼ばれるものが含まれています。
それが液体の中に溶け出すのですね。

すると今度は、液体の中に含まれている様々なイオン物質が反応します。
それがメッキしたいと思っている物に付着して、いわゆる金属化と呼ばれる
現象が発生するのですね。
それが(・。・;何回も繰り返されて、メッキ希望物の表面に金属の膜
形成されることになるのです。

ちなみに上記の流れの中で、ニッケルが外に出された時には、
マイナスイオンが発生する事になるのです。
それが装置の中に含まれている液体と(@_@;)反応して
メッキ希望物がマイナスイオンを吸い寄せることになる訳ですね。
いわゆるイオンの性質を用いて、メッキ物が完成される事になります。

ちなみにめっき装置には、それ以外のタイプも色々あるのです。
他にも還元タイプ電解タイプなど、様々な種類があるのですが。
前述の置き換えタイプは、液体の中に含まれている
金属イオンを吸い寄せるのが特徴的ですね。